オランダへ

master-ei2006-05-09

そしてCX271は20分程遅れてアムステルダムへ。
やはり狭い。12時間のフライトに耐えられるのか俺。
隣に座った人が日本の人で、アムスに何度か行った事がある人だったので、
今のうちに情報収集をしておく。
離陸後、機体が安定してからすぐに機内食が出てくる。
あまりおなかは減っていなかったが、12時間のフライトを考えると
ここで食べなきゃ朝まで持たないと判断して多少腹に入れておく。


で、寝たのか寝てないのかわからないような状態で7,8時間程過ごした後、
気が付くと機はモスクワ上空あたり。
朝の機内食は中華。朝から濃いが点心は美味かった。さすがキャセイ
で、早朝6時半頃スキポール空港へ。
機内で隣だった人に両替所まで連れて行ってもらう。
そこでその人とはお別れ。縁があればまた会えるでしょう。ありがとう日本の人!


スキポール空港内をしばらくぶらぶらした後、アムスへ。
自動販売機での鉄道チケットの買い方がわからずに戸惑う。窓口で買った。
駅は地下なので斜めエスカレーターを降りてホームへ。行き違いで列車が出てしまった。
そうすると別のホームから乗らなきゃいけないらしい。
同じ行き先の列車の乗り場は一つにしとけよ!!
アムスに着いて駅の北側、港方向に出てみる。
自転車専用道路がきちんと整備されていて、みんな軽快に自転車をとばしてる!
いやあ良いなあ。とか思ってふらふら歩いてたらベルを鳴らされたw
ああ、歩行者は自転車道に入っちゃいかんのね。
やはり日本には無い自転車道に慣れていないので戸惑いがあった。
でも良いなあ自転車道。機会があればレンタルサイクルか何かで走ってみよう。


しばらくまわった後、駅前の観光案内所VVVへ。
とりあえず情報でも仕入れようかとおもっていると、声をかけられた。
あ。機内で隣だった日本の人だったw
宿を探しに来たらしいが、いまいちな情報しかなかったので
直接ホテル街に行ってみるとのこと。ついでなので俺も途中までご一緒させてもらった。
アムスのちょっと裏通りやダム広場をまわり、ムント塔のあたりでお別れ。
縁があればまた会えるでしょう。ありがとう日本の人!(2回目)



そこから運河沿いに歩き、ミュージックシアターで軽食でもと寄ってみた。
とりあえずスナックとビールかなあと思ったらスナックは夕方しかやっていないらしくビールのみ出てきたorz
でもビールはとても爽やかで甘みもあって美味しかった。
その後、市庁舎の北側からワーテルロー広場にかけて「のみの市」が開かれているらしく、
フリーマーケット大好きの俺としてはふらふらと引き寄せられてしまったのでした。
ほんとにガラクタやら中古品等、なんでこんなもん売ってんの?ってものまで色々あって楽しかったー
そのなかでもやはり自転車大国。自転車用のジャージが古着で売っていた。
古着と言ってもちょっと毛玉が出ているぐらいでなかなかモノは良い。
いくら?と聞くと「フィフティン」とのこと。50ユーロは高いなあ……
え?15ユーロ?買う買う!!で、2枚ほど。2枚で4000円ぐらい?安い!
これは良い買い物をした!



で、出店でチーズが入った何かパイのようなものを食べてアムスでの目的地であるNEMOへ。
体験型の科学技術センターとガイドブックに書いてあったので、行ってみると
なんかガキだらけだった…休日かなんかですか今日は?
もうそれは本当に大量のおガキさんだらけで、面白そうな施設はあるもののほとんど占領されてしまっているので
萎え萎えになってNEMOを後にし、橋を渡って市立近代美術館へ。
現在は仮設でアムス駅隣の郵便局ビルで展示をしているのだ。
中に入る前に入り口のミュージアムショップを見ていると、
またしてもガキの集団が…なんかそういうツアーでもやってるんですか今日は?
もう疲れもたまってきたしうるさいところでそういうのを見るのはイヤなので
本来の目的地であるハーグに向かってしまうことにした。


駅のキオスクで買った鮭系のサンドイッチを齧りつつハーグ行きの鉄道に揺られていく。
アムスから少し離れると、すぐに風景は緑豊かな牧草地帯に変わる。
さすが干拓で国土を造っただけあって見晴らしは素晴らしく良い。
牛や羊が寝そべり、牧歌的な風景のなかたまに自転車に乗った人が横切る。
なんだかヨーロッパって感じだあ。
でも線路沿いはどこも落書きが多い。あのヒップホップ風のグラフィックっつうのかな?
もう農家の小屋とかビニールハウスにまで落書きしてるからね。なんだこりゃって感じ。


ハーグに到着。早速ホテルへ移動。
といっても駅周辺ではなく、北のビーチあたりにあるホテルだ。
ビーチ近辺のエリアの名前はスケベニンゲン
あの中学生が地理でエロマンガ島と並んですぐに憶える地名だw
まさか自分がそこに滞在することになろうとは...
ここは名前の通りリゾートビーチで、ハイシーズンにはトップレスのおねーちゃんが大量にあらわれるらしい。
ハーグ中央駅から9番のトラムでKurhausまで。チケットの買い方がわからずに無賃乗車になるところだったw
ホテルはそこそこ綺麗な感じで部屋も高級感がある。が、狭い。
角の余ったスペースで部屋作ってダブルベッドおいた感じ。バスタブ無いし…
まあそこそこ安かったのでしょうがないか。


夕方までベッドでごろごろした後、夕飯がてらビーチを散策してみる。
北海のビーチは広い!!南国趣味のカフェやレストランが砂浜沿いに立ち並び、
変なモニュメントや砂の像などまである。水はさすがに冷たくて泳いでいる人は子供と犬ぐらいだった。
遠浅で楽しそうだったけどね。
夕飯はビーチ沿いの適当な店に入ってスペアリブを頼む。
うわあ。

予想はしていたけどやっぱりでけえええええぇぇぇぇっぇえええええ!!!
しかも野菜少ない。サラダたのんでも上に肉が載ってくるし。
これだから西洋人はでかいんだな。
なんとか食べきって、帰りにショッピングセンターをまわり、
宿に帰ってシャワーを浴びたらもう疲れがでてしまってバタンキューでした。キュー。